体で覚える
篠笛を始めると最初の壁は思うように音が出ないと言うことではないでしょうか?
コツさえつかめば簡単なのですが・・・?
そこが難しい!!!
前回、口の形について書きましたので、これを参考に篠笛を吹いてみましょう。
吹き始める前に鏡を見ながら篠笛を唄口へ当てる位置と角度に気を配り、息漏れの度合いなども確認しましょう。
つまり最初の数週間は常に口の形と開き加減を意識して音出しの練習をすることです。
すると突然良い音が出る時があります。
この時の感じを大切に記憶にとどめるようにし、再度その時の感じを思い起こしながら吹いてみましょう。
唄口の角度が重要
ほとんど音が出ないと言う時には唄口を口に当てる時の角度が問題だと思います。
この角度は唄口を上下に少し動かし調整することによって貴方の口に一番ヒットする場所があるはずです。
音が少しでもでたなら軽く息を吹くことが肝心です。
力は抜いて!
次に一つの音がでたなら、今度は少しずつ吐く息の量を多くして吹くようにします。
そうすると大きな音が出るはずです。この大きな音を出したいときにはいつも口を少し膨らますような感じで吐く息の量を多くします。
つまり、大きな音は力では無く吐く息の量であると考えてください。
また、どうしても口や唇に力が入ってしまう人はこの音を出す瞬間にお腹を凹まします。すると口には力を入れなくとも強い音や大きな音を出すことができるはずです。
つまり、お腹に意識を向けることによって口の力が抜けるのです
篠笛の世界が広がる?
必ずあなたにピッタシの音の出し方は見つかるはずです。このコツさえつかめればあなたの篠笛の世界はますます広がっていきます。