おぼろ月夜
今回は篠笛で歌おうと言うことで「おぼろ月夜」を選んでみました。
「おぼろ月夜」は皆さんだれでもご存じの曲と思います。
季節感もあり日本的な情景を良く表れている名曲と私は思います。
意外と難しい
童謡や唱歌はメロデイが単純な曲が多いだけに曲の持っている情景を表現するのはとても難しいですね?
特に楽器で演奏するとなると詩を表現することはできません。
このような曲は歌詞があっての曲ですので、演奏する側は表現力や感性が求められます。
イメージ
曲の持つイメージと演奏者のイメージ、それと篠笛の持つ楽器としての特徴をうまくかみ合わせた演奏が必要になります。
ですので、童謡や唱歌は皆さんが良くご存じだけに難しい。
若者は知らない
私のような半世紀以上、生存している人間はこのような曲はごく当たり前のように知っていますが?
現在の若者はどうでしょうか?
これが意外や意外、ほとんどの若者はこのような曲をほとんどの人はわかりません。
もちろん、学校で教わることなどないそうです。
日本人であり続ける
最近の日本はグローバル化が進み、手足を動かし腰を振り振り、飛び跳ねるダンスが主力の唄がほとんど。
本来の日本人の心を表した唄はどこに行ってしまったのでしょうか?
いや、私が古い人間になっただけなのでしょうか?それとも歴史が大きく変わっていったのでしょう?
でも、私は生ある限り篠笛で歌い続けます。
楽しんで頂けたなら幸いです