2019-11-24

試し吹き 古典調(お囃子用)六本調子

私は黒子役・・??

本格的に篠笛を始めたのは42年前、遠い遠い昔の話になりますが・・・・

当時は民謡の伴奏者として尺八を吹いておりました。
しかし、民謡の場合にはどこまで言っても伴奏者でしかないのです。
つまり黒子役でしかありません。
それでも頑張り続け、地元相馬は元より東北一円で活躍し、師匠の藤丸貞蔵師からは一目も二目も置かれる存在になりましたが??
ある日、 尺八には無い音色に魅せられてしましました。

篠笛の音色

最初は、私の尺八の弟子であったK氏の持つレコードでした。
(現材のCDのようなもので針で音を再現)
鯉沼廣行師の演奏する彼独自の作品の数々・・・
民謡には無い、古典調の尺八曲を思わせる音色、また澄み切った哀愁を帯びた音色、これらにすっかり魅せられてしまったのです。

篠笛一本で虜にする

今まで篠笛・横笛と言っても祭りばやしや盆踊りの笛しか知らない私には衝撃的でした。
彼の篠笛は篠笛一本でお客様を虜にする演奏なのです。
今までの私の芸は伴奏でしかなかったのですから尚更です。
そのような時に・・・・

もう一人の名人

鯉沼師の篠笛を知ることにより、更にもう一人の名人を知ることになりました。
それは当時、藤舎推峰(二代目藤舎名生)と言われる関西方面で活躍されていた笛の名人です。
私はこの方とは面識もなく、CDでだけのことになりますが今でも憧れ続けている方です。

清滝

清滝は1993年頃の藤舎先生の作品ですが、やすらぎの音楽【日本の笛】に収められている一曲です。
また、この中に収められている「美山の里」「朝霧」も私の大好きな曲です。
当時は譜面などは無く、必修で耳コピーで覚えたのが思い出されます。
そこでとても、藤舎先生の演奏のようにはいきませんが最後までご視聴頂ければと思います。

篠笛作りの原点

尺八や篠笛は家族や家業のことも忘れて嵌まっていた30~40歳時代の頃が懐かしいと思う年齢になりましたが、これらの時代の経験や体験を活かして、現在は篠笛の製作販売をしております。
当時では道楽息子などと悪口やら批判を受けましたが、老後は悠々自適に篠笛を吹いたり作ったりと楽しい日々を過ごしております。
【芸は身を助ける!】 私はこの諺の通りの人生を歩んでいるのかもしれませんね?
あなたにも幸運を・・・・

 

 

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