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指打ちの練習

茶摘み

とっくに八十八夜はすぎてしまいましたが、梅雨の季節がやってきました。
そのようなひと時、新茶をのんで心をリフレッシュ!!
今回は指打ちの練習もかねて唱歌である「茶摘み」を選んでみました。

連続音

「茶摘み」の曲の中で特徴的なのは同じ音が連続することです。
例えば、3 3 3とか 5 5 53とか・・・
このような連続音の場合には音を切っていく必要があります。
この音を切っていく方法が指打ちになるわけです。

もう一つの方法

これは篠笛の演奏ではあまりお勧めしませんがタッキングと言う方法があります。
これは舌で切っていく方法です。
フルートなどでは当たり前に使う方法ですが篠笛では特別でない限り御法度になります。

ポイントは素早く

指打ちのポイントになるのは素早く指を叩くようにして音を切ることです。
慣れるまで中々思うように指が動かないかもしれませんがこれも練習、修行と思って稽古を続けることですね?

演奏の基本は?

何も難しいことを言うわけではありません。
篠笛はメロディー楽器ですので、一番上手な吹き方は歌を唄うように吹くことです。
しかも、なるたけ綺麗な音色で情緒溢れる吹き方ができれば最高です。

お楽しみください!!

 

 

 

篠笛で歌おう {雨降りお月さん}

童謡を吹こう

篠笛で歌おうということで動画をアップしました。
今回から、皆さんよくご存じの童謡や文部省唱歌を篠笛を吹いて楽しんでいきたいと思います。

童謡って難しい!

童謡って、意外とね、  簡単そうに見えてすごく難しいですね?
なぜかと言いますと・・・・

  •  だれでもよく知っている曲であるのでごまかしが効かない
  •  皆さんにとって何らかの曲に対するイメージを持っています。それでそれが基準になっていますので、超と半端なことでは評価が厳しい。
  •  童謡は簡単なメロディー多いだけに表情豊かに演奏するのが難しい

私も再挑戦します。

・・・・と言うことで私もですね、初心者になって再度挑戦してみたいと思います。
また、私たち日本人の心に響く名曲がたくさんありますので楽しんでいただければと思います。
そこで早速ですが、私なりの曲の表現の仕方と言いますか練習方法を皆さんと共にシュアーしたいと思います。

第1回目は「雨降りお月さん」

それでは第1回目と言うことで「雨降りお月さん」を練習したいと思います。
使用している篠笛は太ももの唄用六本調子になります。
超太物ですよ!!
直径が唄口周りで25mmあります。それでも音色が深くマイルドでよい感じ吹けました。
それではお楽しみください。

何か参考になることがあったなら幸いです

 

大甲音を出す方法

シギ音とは

篠笛で最も音の出し方で難しいのは大甲です。
その中でも特に大変なのはシギ音(最高音)になります。
今回は、動画で簡単なシギ音の出す方法について説明します。

いかがでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです。

楽な方法はありません!

実は稽古事には役な方法はありません。
最も簡単な方法は繰り返し繰り返し練習をするしかありません。
と言うことで本日はこれで終わりです。

迫力のある音の出し方

これで大丈夫息切れ対策

今日は、大きく思いっきり篠笛を吹いても、途中で息切れをおこさない、吹き方について説明します。
どうしても大きな音や迫力のある演奏をしたいと思いますと、口や唇にだけ力が入っていしまい、途中で息切れを起こし知れ切れトンボの演奏になったり、つまらないところで息き盗みをしないと、続かなくなり、しまいには今一の演奏になってしまいがちです。

それで今回はその解決法を紹介します。

結論から先に言いますと過去に何度となくお腹を使って篠笛を吹けば良いメリットを紹介しましたが更に実例をあげながら説明をしたいと思います。
その実例とは青森県の民謡で有名な津軽山唄の前奏の部分を使って紹介します。

最初私が吹いてみます。

私はよく散歩やハイキングを兼ね野外出る時には必ず篠笛を持参し、勝手によく篠笛を吹きまくります。
特に山や森の中で吹きますと自然と調和して更に豊かな音色を発揮してくれます。
それで同時刻に山登りをしている人にとっても一時の休息と安らぎを与えることができ、大勢の人達に大変喜ばれます。

では早速始めましょう。

大きく息を吸うためには息を吸いながらお腹を膨らませます。たったこれだけです。
簡単でしょう。後は少しづつ息を吐いていくわけです。
でも、そんな中にあっても、ここは少し多く出すとか少なく出すことを考えなければいけません、でないと一本調子になってしまいますので全体のバランスも考えなくてはなりません。
これはあなたの感性にもよりますが、これで知らず知らずのうちにメリハリがついて良い曲の表現力に繫がります。

すぐ、真似を???

何事も真似をすることが上達の近道です。
自分一人であれこれ悩むのではなく、まず試してみるこの姿勢が大切と思います。

篠笛の吹き方 甲音を出す!!

甲音は大事

甲音とは・・・

前回に引き続き音の出し方と言うことで、今回は甲音について説明をします。
そこで甲音は何ぞやと言うことになりますが、篠笛は同じ指孔を開けただけで低い音と高い音を出すことができます、
前回は低い音の方音、つまり呂音を出す説明をしていましたが、これよりオクターブ高い音が甲音になります。
また甲音は篠笛の中で最もよく使われ、篠笛らしい音色のある領域です。
それで、この甲音の音色が今一であったり、音を思うように出すことができないと、途中でイヤになってしい篠笛を止めてしまう原因になります。

解決方法

そこでこの解決方法を紹介していきます。
これから、私が説明することをあなたが少しでも実践するなら、必ずあなたの篠笛はレベルアップができると確信をしております。
ですから、すぐにでも初めてください。
お金がかかりません、必要なのは貴方の少しの時間とお腹の運動だけです。

指孔の2を開けてください

では、早速、甲音出す練習の仕方について説明をします。
まず、比較的音が出し易い2音の音で練習をしたいと思います。
そこで、この様に2の穴を開けてください。
そして吹いてみましょう。
ふ~~~~~

お腹を凹ます?突き出す?

この時、前回低い方の音はお腹を凹みさせながら吹くと良いですよと言いましたが今回は逆にお腹を出しながら吹いてみます。
お腹は自然な状態から前に突き出しながら音も一緒に出してください。
ふ~~~~~~~

スピードをつける

音が低い呂音になってしまい甲音にならない人がおるかと思いますが、この時には幾らか吐く息にスピードつけます。
つまり、2~3m先のロウソクの炎を消す感じで吹いてください。遠くに吹きかけるようにですね?
この時、息を吹く時にはいくらか下唇を前に突き出すようにすれば唇が自然に締り、スピードをつけやすく鳴るかと思います
まずは、ふ~~~~と 2~~~~~~と言うぐらいにしてみましょう。

ポイントは・・?

繰り返しますが、お腹を前に突き出し、ポイントは下唇を幾らか前に突き出すような感じで2~3m遠くに息を送るような感じで吹きます。力は入れない
2音ができましたなら次に3音 4音 5音 6音 7音そして1音を吹いて練習をしましょう。
次回はこの甲音出し方について更に説明をしますのでお楽しみに・・・・

 

篠笛の試し吹き

唄用(ドレミ調)七孔 七本調子

最近、お客様から唄用七孔 七本調子の注文が多くなりました。
そこで七本調子を使って篠笛の試し吹きを行ってみました。
自作自演ですが、実際の篠笛の音色をお聴き下さい。
曲目は皆さん良くご存知の知床旅情です。

知床旅情と言えば森繁久彌や加藤登紀子さんを思い起こす人がほとんどではないかと思いますが・・?
すみません!変な爺の篠笛で・・・・

むずかしい!!

この曲は皆さん良くご存知なだけに難しいですね・?
だって、プロ歌手のイメージが大きいですからね。
でも、篠笛にはメロディーは吹けても、歌詞がありませんのでどのようにして曲のイメージを表現するかはその人の感性によります。

羞じは顧みず

今回私が吹いている知床旅情はこの様になってしまいましたが、皆さんがお持ちのイメージとは程遠いかもしれません。
ご辛抱頂いて最後までご視聴頂ければ嬉しいです。

 

 

 

呂音を出す方法

一音にこだわる

前回に続き篠笛の吹き方、音の出し方と言うことですが、一つ一つの音に集中する練習をしましょう。
何故、このような話をするかと言いますと、ほとんどの人は少し音が出るようになると指孔を開け閉めして、指を動かし聞き覚えのあるメロディーを吹き始めます。
しかし、上手く吹けるでしょうか?
息漏れをしたり、音程が不安定だったり、音がかすれたり、最後には音が出なくなります。

何故でしょうか?

それはまだ安定した音の出し方として口や唇の形が体得出来ていないからです。
例えば、皆さんは学生時代音楽の時間を思い出してください、
この時、歌やコーラスの練習の前に何をしましたか?
そうです、必ずと言っていいくらい発声練習をしたと思います。
これは素人歌手であれ、プロのオペラ歌手であれ、歌を唄う前には必ず発声練習をしますよね。
これと同じで篠笛も必ず、音出しや音合わせをして正確な音程を確認してから演奏を始めなければいけません。

まず、六の呂音から

前置きが長くなりましたが、では早速始めましょう。
今日は篠笛の呂音の出し方を説明します。
詳しい運指法については後日お話しますが今日は取りあえずこの様に持ってください。
六の指孔の持ち方をします。
右手小指が第一孔で。左手指し指で第七孔を塞いでください。
この様に・・・・
この音を出すのは比較的篠笛が持ちやすく、音そのものも出し易いからです。
つまり篠笛は指孔をなるたけ開けた方が音が出し易いのでこの様に持ちます。
そして、前回から説明している通りに口の形、息の入れ方を思い出し軽く音を出します。

お腹を凹ますのがポイント

この時、お腹も一緒に凹ましながら音を出し始めましょう。
フー・・できるだけ長く音が続くように、吐く息の量を惜しみながら長く・・
もう一度 2~3回続けながら、今吹いている六の音がどのような音、つまり音色になっているかチックをしながら吹いてください。音がかすれていませんか?
あるいは息漏れしていませんか?
または息が唄口から溢れていませんか?
つまり、篠笛全体から湧き出るような自然な音色になっているかをチックして吹いてください。

息を3回に分けて吹く

次に今まで一息で吹いていたのを息を切って3回に分けて、フーフーフ~と吹いてください
つまり、音は六~六~六~の音が出ているわけです。
この時にもお腹を上手に生かすと楽に吹き出すことができます。
また何度も言いますが、口には力を入れてはいけません。
お腹を凹ましながらフーフーフ~・・・
この時、口や舌で息を切れのではなくお腹で息を切るようにします
唇はお腹と連動していますので自然に篠笛を吹くには良い形になります。

これがポイントです。

頑張ってください!
では、また・・・・・

 

 

篠笛の吹き方 音の出し方①

音の出し方について

前回に続き篠笛の吹き方、音の出し方と言うことです、実際に息を吐いて吹く方法について詳しくお話をしたいと思います。

前回のおさらい

まず最初に、前回のおさらいをします。
最も大切な口や唇の形になります。
まず、軽く前下歯に舌を当てます。
次にお箸をくわえ、形が確認できたならお箸を抜き放します。
その感じで篠笛の唄口に唇当て、息は吐きます。

ストローを準備

これでもまだ今一理解ができない人に更に、別な方法でやってみましょう。
それにはストローを準備してください。
そして、このストローをお箸と同じように口にくわえて、そのまま、ストローをとおして息を吹いてください。
これなら、分かりますよね?
次にこの感じで唇を唄口に合わせます。

唄口の大きさ

唄口は横が12・3mmから14mmくらいが一般的な大きさで、縦(高さ)は10~11mmくらいあります。
この11mmくらいある唄口の高さの半分から3分の2くらいは下唇で塞ぐようになりますので、丁度ストローで息を吐くくらいの大きさになります。
では実際に吹いてみてください。

お腹を凹ます

音がなんなく出たなら次に行きます。
そのままの状態で息を3回に分けて、フーフーフ~と吐いてください。
この時、唇の状態はそのままです。
フー~と息を吐きながらお腹を凹ましてください。
つまり音の出し始めにお腹を凹ますのです。この様に・・・
フーフーフ~!とお腹で息を止め、最後は息が続く限り長く吹いてください。
あるいは逆に普通の状態からお腹を出してもかまいませんどちらでも良いです。
貴方にとってやり易い方法で良いです。
つまり、お腹に意識が集中すると自然に唇も篠笛の唄口にヒットする良い感じになります。

口には力を入れない

また、この時には何度も言いますが決して唇や口には力を入れないでください。
もし力を入れたいのであればお腹の方にしてください、
これを何度も繰り返し練習してください。

篠笛は息の芸術?

篠笛は吐く息の芸術です。息の吐き加減、つまり強弱でメロディーを表現しますので、この動作は基本になりますので単純なことですが根気よく練習する必要があります。
但し、あんまりやり過ぎるとお腹の皮が痛くなります。
ほどほどね?

ではまた・・・・・・・

 

 

 

 

【篠笛】 篠笛の吹き方

最初の一歩

始めまして、篠笛工房の眞風の笛吹き爺こと増山です。
今日は篠笛の音の出し方についてお話をしたいと思います。
それと言いますのは、せっかく篠笛を始めようとしても音が出せない。
あるいは綺麗な音色が出ない。また笛を吹くのがしんどい・・・ということで途中で止めてしまう人たくさんいますからね・・・・
これが大変残念なことでありまして、そこで皆さんに篠笛を生涯の友として、是非末永く楽しんで頂きたいですからね???

自己紹介

始める前に すこし、私の自己紹介をさせていただきますと私の笛歴は小学3年生のころから数えますと約60年以上になります。また、成人してから本格的に篠笛を学び、指導演奏活動をしてからも40年以上経っております。
そこで、これからお話することは私自身の経験や体験に基づいた篠笛の吹き方についてす。
ですので、 巷には篠笛の先生と言われる人はたくさんおりますし、また色々な教本などもたくさん出版されています。
それらの方とは少し違った話にもなるかもしれませんが、あくまでも私の体得した方法ですのでご理解ください。

お箸を準備してください

前置きが長くなりましたが早速始めます。
篠笛を吹く時の形についてお話をします。
まず、お箸を準備してください。

①舌を軽く下前歯つけます。触れる程度ですよ!

②そしたら、そのままお箸を口にくわえます。

③次にお箸を唇から抜きます。

④そして軽く息を吐き吹いてください。

これで決まり、簡単でしょう?この形が唇のかたちです。

再確認

もう一度繰り返しますがお箸の先をくわえてください。
そしてたらそのままお箸を口から離します。
この形が篠笛を吹く時の唇の姿形になります。

ダメな方法

よく篠笛の唄口が小さいため下唇を横に引いて息のでる穴の大きさを細めようとする人がおりますが、これはダメです。
唄口の大きさは13~4mmと小さいですが、唇を横に引きことによって返って広くなり、息漏れの原因や口に力が入ってしまいます。
次にこれでも音が出ない場合には唄口と唇の角度が少しずれていることが考えられます。
この時は篠笛の唄口を少し上下に動かし、ピィーポイントで息が入るところを探す必要があります。
これは僅かなズレですので微調整してください。
必ずヒットするポイントがあります、これを見つけてください。

良い方法

ピーポイントに唄口にヒットさせ良い音を出すためには更に口や唇には決して力を入れないこともコツになります。
簡単でしょう?

この方法を一日に何回でも気が向いたとき暇な時に試してください。
長時間やる必要はありません。
ほんの2~3分で良いのです。数多く繰り返し練習をし体に覚え込ませてしまうことが大切です。

ではまた・・・・・

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