篠笛販売 篠笛

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篠笛の吹き方 大きな音を出そう!!

大きな音を出す方法

前回に引き続き篠笛の音の出し方と言うことで、今回は大きな音を出す方法について説明をします。
最近あるお客様から爆音の出る篠笛はありますか? などと言うお問合わせをちょくちょく頂きます。
特に大きな音はお囃子をやっている人あるいは太鼓のグループに参加している人が多いようです。
太鼓に負けない、迫力のある大きな音が必要ですからね??
そこで、今日は大きな音を出す方法について紹介したいと思います。

それではいってみましょう。

まず、1の指孔を開けてください。
そして甲音の1の音を出しながら、途中で2の音だします。
では、これをどうやるかと言いますと・・・・
最初お腹を凹ましながら1の音をだして、途中で今度はお腹を前に突き出し2の指孔を開けます。
唇を少し前に突き出すようにスピードをかけて息を吐きます。
今まではお腹を凹ませながら音を出していましたが、今度は全く逆になります。
軽くお腹を凹まし1音を出し、次の瞬間お腹を突き出し2音を出します。
吐く息にはスピードをつけ、2~3m先の壁に向かって吹きかけるようにします。

指はただ開けるだけです。

この時、口や唇には力を入れてはいけません、もし、力を入れたいならばお腹の方に入れてください。
思い切りお腹を突き出し音を出します。また下唇を前に突き出しながら息を入れ、上唇はいくらか下唇にかぶさるような感じが良いです。
ふ~ふー~ふーーー~!
これを数回繰り返します。

次は2音から3音に

これできたなら2音から3音を出してみましょう。
3音ができたなら4音を出します。
指の開け方も動画を見ながら参考にしてください。
無理のようでしたなら音だけでも良いです。
勢いあまって音が溢れてしまったり、音がひっくり返ったり、雑音が多くなった場合には吐く息の量を調整する必要があります。

口や唇には力をいれない!

前回とも同じことになりますが、口や唇には力を入れないで吹くことです。
それにはお腹を上手に使うことなのです。
これらは、あくまでも音を出すための練習法であって、慣れてきますと一々お腹を気にしなくともすんなり高い音も低い音も出るようになります。
それには毎日少しの時間でも良いですから練習の積みかさねが必要です。

小さな音も大事

次回は小さな音を綺麗いに出す方法二ついて紹介します。

 

 

試し吹き 古典調(お囃子用)六本調子

私は黒子役・・??

本格的に篠笛を始めたのは42年前、遠い遠い昔の話になりますが・・・・

当時は民謡の伴奏者として尺八を吹いておりました。
しかし、民謡の場合にはどこまで言っても伴奏者でしかないのです。
つまり黒子役でしかありません。
それでも頑張り続け、地元相馬は元より東北一円で活躍し、師匠の藤丸貞蔵師からは一目も二目も置かれる存在になりましたが??
ある日、 尺八には無い音色に魅せられてしましました。

篠笛の音色

最初は、私の尺八の弟子であったK氏の持つレコードでした。
(現材のCDのようなもので針で音を再現)
鯉沼廣行師の演奏する彼独自の作品の数々・・・
民謡には無い、古典調の尺八曲を思わせる音色、また澄み切った哀愁を帯びた音色、これらにすっかり魅せられてしまったのです。

篠笛一本で虜にする

今まで篠笛・横笛と言っても祭りばやしや盆踊りの笛しか知らない私には衝撃的でした。
彼の篠笛は篠笛一本でお客様を虜にする演奏なのです。
今までの私の芸は伴奏でしかなかったのですから尚更です。
そのような時に・・・・

もう一人の名人

鯉沼師の篠笛を知ることにより、更にもう一人の名人を知ることになりました。
それは当時、藤舎推峰(二代目藤舎名生)と言われる関西方面で活躍されていた笛の名人です。
私はこの方とは面識もなく、CDでだけのことになりますが今でも憧れ続けている方です。

清滝

清滝は1993年頃の藤舎先生の作品ですが、やすらぎの音楽【日本の笛】に収められている一曲です。
また、この中に収められている「美山の里」「朝霧」も私の大好きな曲です。
当時は譜面などは無く、必修で耳コピーで覚えたのが思い出されます。
そこでとても、藤舎先生の演奏のようにはいきませんが最後までご視聴頂ければと思います。

篠笛作りの原点

尺八や篠笛は家族や家業のことも忘れて嵌まっていた30~40歳時代の頃が懐かしいと思う年齢になりましたが、これらの時代の経験や体験を活かして、現在は篠笛の製作販売をしております。
当時では道楽息子などと悪口やら批判を受けましたが、老後は悠々自適に篠笛を吹いたり作ったりと楽しい日々を過ごしております。
【芸は身を助ける!】 私はこの諺の通りの人生を歩んでいるのかもしれませんね?
あなたにも幸運を・・・・

 

 

良い音を出すために

 体で覚える

篠笛を始めると最初の壁は思うように音が出ないと言うことではないでしょうか?
コツさえつかめば簡単なのですが・・・?
そこが難しい!!!

前回、口の形について書きましたので、これを参考に篠笛を吹いてみましょう。
吹き始める前に鏡を見ながら篠笛を唄口へ当てる位置と角度に気を配り、息漏れの度合いなども確認しましょう。
つまり最初の数週間は常に口の形と開き加減を意識して音出しの練習をすることです。
すると突然良い音が出る時があります。
この時の感じを大切に記憶にとどめるようにし、再度その時の感じを思い起こしながら吹いてみましょう。

唄口の角度が重要

ほとんど音が出ないと言う時には唄口を口に当てる時の角度が問題だと思います。
この角度は唄口を上下に少し動かし調整することによって貴方の口に一番ヒットする場所があるはずです。
音が少しでもでたなら軽く息を吹くことが肝心です。

力は抜いて!

次に一つの音がでたなら、今度は少しずつ吐く息の量を多くして吹くようにします。
そうすると大きな音が出るはずです。この大きな音を出したいときにはいつも口を少し膨らますような感じで吐く息の量を多くします。
つまり、大きな音は力では無く吐く息の量であると考えてください。
また、どうしても口や唇に力が入ってしまう人はこの音を出す瞬間にお腹を凹まします。すると口には力を入れなくとも強い音や大きな音を出すことができるはずです。
つまり、お腹に意識を向けることによって口の力が抜けるのです

篠笛の世界が広がる?

必ずあなたにピッタシの音の出し方は見つかるはずです。このコツさえつかめればあなたの篠笛の世界はますます広がっていきます。

 

秋には篠笛三昧?

暑かった今年の夏

今年は例年になく暑かったと思っていた人は私だけでしょうか?
本来私は暑さには強かったのに・・・
それにしても暑い日が多かったような気がします。

芸術の秋

少しづつ暑さが過ぎ去り、周りの木々も緑から黄色や赤い色に染まりつつあります。
そうです、本格的な秋がもうすぐそこまで来ています。
そんな日々は・・・
食欲の秋、それとも芸術の秋、あなたにとっての秋はどちらでしょうか?

篠笛三昧

私にとっての秋は篠笛の秋です。
秋にちなんだ曲はたくさんありますが、特に篠笛にピッタリはこの曲

里の秋

2~3年前に録音した曲ですが再度皆さんにシュアしたいと思います。

いかがでしたか?あまりよくできたとは思いませんが少しだけ秋を先取りして頂ければと思います。

日本人の心

日本には四季折々の季節があり、その時その時の表情を表わし私たちを楽しませてくれます。
そのような時に篠笛はもっとも風景を鮮やかにしてくれる楽器です。
また、日本中の各地では秋祭りの季節になります。
この祭りになくてはならないのが笛・太鼓。
この二つの楽器がなければ祭りも味気のないものになってしまいます。

秋の夜長には篠笛が!

秋の夜長には音楽や読書が良いかもしれません。しかし現状はどうでしょうか?
TVやスマホ・PCのゲームといったものに変わりつつあり、日本人の心にも変化が起きているのではないでしょうか?
それはそれとして良いと思いますが・・・
日本の文化伝統に根差した音楽に浸るのも本来の日本人の心を取り戻すために大切かと思います。
そこで、あなたにも是非篠笛をお薦めします。

 

 

 

初めて篠笛を選ぶあなたへ

あなたの基準は

篠笛を初めて選ぶ際に、あなたは何を基準に選びますか?

ここで言う基準とは篠笛の種類や調子(音程)ではなく、工房や笛師,そして制作メーカーや販売店と言ったことです。

価格で選ぶ人、手軽なネット通販で選ぶ人、あるいは友人・知人からの紹介、また師匠から勧められた等、色々なことが想定されますね?

しかし、誰でもがまず最初に思うことは失敗はしたくない、損はしたくない買い物をしたいと思うことではないでしょうか?。

あなたには満足できる、納得できる篠笛の購入法として、最近当工房に寄せられたお客様の声の一部を紹介し、賢い篠笛の購入法の参考にして頂ければと思います。

お客様の声より

眞風 増山様へ   

待ち望んだ篠笛が本日届きました。

早速開けて見ると工芸品とも言える素晴らしいものでした。

手に取ってしばらく眺めさせて頂いております。

今日まで増山さまが一本一本丁寧に手作業で制作されている姿を想いながら、本当に感激しております。

また、初心者の私には吹き方の説明書まで添えて頂き、ありがとうございます。

篠笛は力とか気迫で吹くのではなく、心で吹くものだと感じさせて頂きました。

基本を大事に末永く篠笛を楽しめるように努力をしていきます。

今回、ご縁を頂きありがとうございました。

篠原

お客様の声が一番

私はもう70歳を超えた老人です。

ひと昔前であれば、いつお向かいがきてもおかしくない年齢です。

しかし、おかげさまで身体だけは丈夫、後10年くらいは頑張れるかな?と思っています。

もう、お金や地位、名誉などは必要ありません。

私はお客様からの喜びの声を一番の楽しみにしております。

しかし、中々100%のお客様にご満足頂くことができないのも現状です。

数の中にはがっかりさせてしまったお客様もおります。

申し訳なかったと心から思います。

今日も遠く見ず知らずのお客様のことを考えながら、きっと素敵な所で生活しているのかな?

まだ若い人?いや私と同じ世代の人かな?などと勝手に思いを巡らせて篠笛作りに励んでいます。

もう少しでお届けしますよ!

愛知県の〇〇さん!!!鹿児島の△〇さん!!

必ず吹き易く、鳴りが良く、とっても音色の綺麗な篠笛をおくりますから・・・

いま少し、待ってくださいね!!!

 

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