音の出し方について
前回に続き篠笛の吹き方、音の出し方と言うことです、実際に息を吐いて吹く方法について詳しくお話をしたいと思います。
前回のおさらい
まず最初に、前回のおさらいをします。
最も大切な口や唇の形になります。
まず、軽く前下歯に舌を当てます。
次にお箸をくわえ、形が確認できたならお箸を抜き放します。
その感じで篠笛の唄口に唇当て、息は吐きます。
ストローを準備
これでもまだ今一理解ができない人に更に、別な方法でやってみましょう。
それにはストローを準備してください。
そして、このストローをお箸と同じように口にくわえて、そのまま、ストローをとおして息を吹いてください。
これなら、分かりますよね?
次にこの感じで唇を唄口に合わせます。
唄口の大きさ
唄口は横が12・3mmから14mmくらいが一般的な大きさで、縦(高さ)は10~11mmくらいあります。
この11mmくらいある唄口の高さの半分から3分の2くらいは下唇で塞ぐようになりますので、丁度ストローで息を吐くくらいの大きさになります。
では実際に吹いてみてください。
お腹を凹ます
音がなんなく出たなら次に行きます。
そのままの状態で息を3回に分けて、フーフーフ~と吐いてください。
この時、唇の状態はそのままです。
フー~と息を吐きながらお腹を凹ましてください。
つまり音の出し始めにお腹を凹ますのです。この様に・・・
フーフーフ~!とお腹で息を止め、最後は息が続く限り長く吹いてください。
あるいは逆に普通の状態からお腹を出してもかまいませんどちらでも良いです。
貴方にとってやり易い方法で良いです。
つまり、お腹に意識が集中すると自然に唇も篠笛の唄口にヒットする良い感じになります。
口には力を入れない
また、この時には何度も言いますが決して唇や口には力を入れないでください。
もし力を入れたいのであればお腹の方にしてください、
これを何度も繰り返し練習してください。
篠笛は息の芸術?
篠笛は吐く息の芸術です。息の吐き加減、つまり強弱でメロディーを表現しますので、この動作は基本になりますので単純なことですが根気よく練習する必要があります。
但し、あんまりやり過ぎるとお腹の皮が痛くなります。
ほどほどね?
ではまた・・・・・・・